接種可能なワクチンについて
インフルエンザ、海外出張・旅行・留学などに伴う必要な予防接種を各種実施しております。取り寄せが必要なワクチンにも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
接種可能な主なワクチン
ワクチンは電話もしくは窓口での予約が必要です。
不活性化ワクチン
- 肺炎球菌(ご高齢者)
- B型肝炎(小児の予防接種は対応しておりません。)
- インフルエンザ
- 子宮頸癌
予防接種を受けられない方、注意が必要な方
- 発熱(37.5℃以上)が認められる方
- 重篤な急性疾患を患われている方
- ワクチンに含まれる成分(卵や抗生物質、安定剤など)に対してアレルギーがある方
- 妊娠している方で、風疹、麻疹の予防接種を受ける予定がある方
- 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気などで受療中の方
- 未熟児で発育状態が悪い方
- 予防接種後2日以内に発熱や発疹、蕁麻疹などのアレルギー症状がみられた経験がある方
- 今までにけいれんを起こしたことがある方
- 過去に免疫不全と診断された方、あるいは近親者に先天性免疫不全の人がいる方
一般的な予防接種の一覧
ワクチンには、口から飲ませる経口接種と注射による皮下接種があり、種類によって接種の方法が決まっています。また、定期接種と任意接種があり、定期接種の費用は公費でまかなわれ(一部、自己負担あり)、任意接種は自己負担となります。補助内容の詳細については、市区町村などにご確認ください。
海外渡航前のワクチン接種(トラベラーズワクチン)
海外には日本とは異なる感染症の流行があり、事前にワクチン接種をすることでその感染を防ぐことができます。また、渡航先(国)、滞在期間、渡航目的(仕事、留学、観光など)によって接種が義務付けられているワクチンもありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。海外渡航前のワクチン接種(トラベラーズワクチン)については、厚生労働省検疫(FORTH)に詳細な情報がありますのでご参照ください。
海外で感染症など予期せぬ病気にかかってしまうと、日本のように保険が適用されず、経済的な負担が大きくなります。予防接種などの可能な対策は事前に行っておくことが大切です。
当院では予防接種のほか海外赴任・留学のための健康診断や各種書類も作成いたします。
その他のワクチン
10月1日(火)よりインフルエンザ・新型コロナワクチン予防接種の予約を開始しています。
下記内容をご確認の上ご予約をお願いします。
- 必ず電話又は窓口でのご予約をお願いいたします
- 医師が必要と認める場合、インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの同時接種も可能です
- 実施期間:令和6年10月1日から令和7年1月31日まで
●インフルエンザワクチンについて
①13歳以上 1回接種 3,000円(税込)
②生後6カ月から12歳 2回接種
*小児のワクチン接種は当院にカルテがある方で接種時に保護者が付き添える方に限らせていただいております。
上記以外でワクチン接種をご希望の方は医師にご相談ください。
1回目 2,500円(税込)
2回目 2,500円(税込)
③大阪市民で65歳以上、60~64歳(身体障害者手帳1級相当がある方) 1,500円(負担金)
④市民税非課税者、生活保護者 負担なし
●新型コロナワクチンについて
コミナティ筋注12才以上用(ファイザー社製)のみ
①64歳以下 1回接種 15,000円(税込)
②大阪市民 65歳以上、60~64歳(身体障碍者手帳1級相当がある方) 3,000円(負担金)
③市民税非課税者、生活保護者 負担なし
*令和6年度 新型コロナワクチン接種の対象者
- 初回1・2回目接種が完了している方
- 12才以上の方
- 前回の接種から3カ月以上経過している方
令和5年度に使用したワクチンの主な副反応として、注射した部位の痛み、頭痛、疲労、発熱等があります。いずれの症状も大部分は接種の翌日をピークに発現し、数日以内に回復しています。
また、非常にまれですが、重大な副反応としてショック、アナキラフィシー、心筋炎、筋膜炎が知られています。
詳しくは、厚生労働省ホームページ『新型コロナワクチンQ&A』をご覧ください